住んでる方はご存知と思いますが、高気密高断熱の家の欠点で
断熱性が良い => 家の中に発生した熱が処理できずにこもる => 今の季節暑く成りやすい
というメカニズムで普通の家よりもエアコンの登場の時期が早い傾向があるので、
エアコンの試運転をしようとしました。
※誤解の内容に、高気密高断熱の家は外がめちゃ暑くても家の中で熱が発生しなければ
涼しいままを維持できますよ。
ところが、エアコンのリモコン液晶がついていない。
電池切れか、と思って電池を新品に交換しました。
しかし、液晶が消えたまま。。。。 どうやら壊れたようです。。。
リモコンだけ買えないかと、ノクリア 型番AR-RBC1Jでヤフオク検索してみると3000円+送料であんまり安くないです。。
ということで、とりあえず修理できるか分解してみました。
実は我が家のエアコンリモコンは修理歴1回で、今回で2回目です。
コントロールしてるICが壊れたとなると、修理不能ですが前回と同じ壊れ方であれば修理できる可能性が高いです。
ということで、分解写真↓

壊れている原因は、前回と同じ可能性が高い!
画面中央よりやや左の部分グルグル巻いた針金が出ていて、その左にBATと書いてありますが
ここから白いシルクの部分が電池ボックスです。
写真で電池ボックスの右側(リモコンから見たら下側に当たるのですが)の線が、青なってたりシルクが剥がれたりしてますよね
これ、電池の液漏れによる腐食です。
(電池の液漏れの液の正体は強アルカリで、金属とか溶かします、レジストも基盤配線も溶かされました。。)
基盤の配線の銅が腐食して青くなってるんですね。
ちなみに、一番右側赤い線は、前回同じ腐食が原因で壊れたのを修理した線です
→ 前回症状は、リモコンのフタ開閉を認識するスイッチの配線が腐食で切れてたので、バイパス接続したもの
今回はもうちょっと深刻で、太い線が切れてますよね。普通の配線写真の左側にあるように、細い線なのですが
太い線というのは電力線が切れている事を意味します。つまりほとんどの回路に電源が供給されていないので
液晶も付かないのが原因と推測、信号線と違ってバイパス位置を少し考える必要があります。
ということで、考えた結果切れた個所の配線は以下のようにしました(黄色い線)

電池用の針金が刺さってる基盤の裏側をバイパスしてやることで解決
配線を追ってみると、両面の単層基盤っぽい?(ちゃんと見てないけど)ので、電源配線のクロスができないからマイナス側の電源が
一度リモコンの一番下を迂回して、プラス側から回路群への電源が供給されているよう。
なので、迂回せずに配線でショートカットすればよいため、右側のマイナス配線のレジストを細いやすりで削って
その部分と電池BOX用針金が半田付けされているところに接続です
ちなみに、左側が半田付近が汚いですが、元から
液晶がついてるのは、基盤のまま電池をつないでみて動作テストした結果で
無事この状態で液晶かON!! これで直ったも同然です!
そして、元の状態に戻して無事修理完了

試運転しただけなので、あれから一度も稼働してないですが。。。
とりあえずは3000円+送料が浮いてよかったです。
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